中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

号泣ばかりか日常とまらない心臓

苦しい信じられないことがあるだけで悔しい。 いつもいてくれていてくれるって分かってるのに自分のことも信じられないくらい信じられないことばかりで情けないなって思う本当はいつも苦しいんだろうなってわたし些細な部分ででもちゃんと自分で気づいてあげ…

アンサーソングを書きました。

書いたのに送ることができないわたしが不甲斐ないのだけどどうか見ていてくださいますように、書いたアンサーソングをここに書きます。 ''落下音'' 歌が落ちてきた傘の上に落ちて傘の先まで弧を描くそこから地面に落ちるまで数秒考える、何を考える、雨のこ…

大成功をおさめて甘噛み

わたしが紡いだ言葉が誰かを呪うなら口に針を通して縫ってしまえばいいわたしの一挙一動に一喜一憂するならば離れてくれればいいじゃないかぐさり、とくる、君らの言葉でもわたしは欲しいから君たちの口を縫うことはしないよ、もっとちょうだいヴァンパイア …

あいかちっ!ダメすわー

エタノールで (そういえばこの前エタノールを飲んで看護師さんに言ったら病棟の全エタノールが消えました。小さなインシデントはさらに…?) 爪の油分をしっかり拭き取って、両面粘着テープを貼り、つけ爪をぐぐぐっと押し付けて完成する、少し爪の長いギャル…

刻について

平成に取り残されたギャルもうここには戻れないぐにゃりぐにゃりと混ざって進化する、他ないレッグウォーマーもアームカバーも学校バッグも復活していて、復活しない過去のものなんてないんじゃないだろうか ヤシの木を見ている、正確には見上げている海辺に…

無人島に持っていくモノ

無人島に1つだけ持っていけるとしたら何を持っていくかという質問に「希望」とだけさらっと言えちゃうような君に呆気を取られました。 ぼくはてっきりナイフかライターか現代人ならスマホでしょうか、そういうものを持って行くものかと思っていたので、概念…

博打

時給100円ならボートに入れて博打した方がマシな日本 豊かに見えるが民の心は貧しいね 何十億の金が手に入ったら、背格好が同じ女の子を捕まえて整形をしてもらい、ダミーをつくって世の中に存在してもらう。わたしはただ海を泳いで山を登って空気を吸って吐…

入院という名の

自分探しの旅に出ると言って閉鎖空間に足を運ぶのは案外正しいと言えるんじゃないだろうか各々海外に行ったり放浪の旅に出る人もいるけれど、田中先生が「捜索範囲広げてどうすんの」って言ってて、「たしかにな」と思った。範囲を狭めて焦点を絞って自分探…

もう5年も前のこと?

最近のわたしの足、女の子って感じする。靴擦れいっぱいで傷だらけ。痛くなるってわかってて履いちゃうのはあんぽんたん?そういうとこが女の子っぽい、と思う。平成に取り残された女の子。白いリボンのサンダルで夏を跋扈する。着る度に君のことを思い出す…

Salute!

真っ赤なワンピースを身に纏う女性なんかは、さす口紅は真っ赤なものじゃないようにすることでバランスを取るものだと思っている 細長くて先端まで華奢で女の子らしさのぎゅっと詰まったその髪の毛までもが、例えばいったいいつ頃から伸ばしているのだろうと…

あんな日とそんな人達のこと

自分のことが分からないから他人のことを知ろうとする試みは投影だなぁと思った 世の中で生きていくには、「しっくりくる」ということが時に大切なんだとそこの坊やに言いたい。言い換えると「腑に落ちる」とか「納得する」とか。自分で噛み砕いて解釈した物…

fall in love of loves

人より少し高い確率で死ぬかもしれない日々を送っているわたしは今日も一日を何とか終えたお気に入りの漫画と安かったけどお気に入りの緑色ワンピースがどこか行っちゃったうまくいかないなーと痛感して、毎日毎日泣いてるんだよ、見えるとこでも見えないと…

優等生を演じてラブリー

この世界にあなただけがいてくれればそれでいい、なんて思うそのあなたはいない 甘い風ってどんなだろうチョコレートを美味しそうに食べるあなたの口元についたチョコレートを拭ってあげて、微笑んで 初おろしの水着 睡眠薬のせいかスクリーンタイムを健忘の…

麦茶か扇風機(旧いタイプの)

夏って言えばなに? なにって言えば夏? わけわかんなくなった時、着ていたノースリーブがせっかく夏っぽいのに、性的な目を誘うから着ちゃダメなんて、袖がないのに窮屈だよ好きなだけ生脚出して裸足で思いっきり夏っぽい夏、過ごすんだ。 キンキンのかき氷…

存在の証明の仕方を教えて

むかし、むかしって、一体いつのことなの1年前?幼少期?云千年前?それともあぁ懐かしいなって感じるくらい時が経った頃のこと?ねぇわたしたち、付き合ってたことがそんなにむかしなの?ねぇあなたは、わたしのこと本当に大切にしてくれたんだろうけど、最…

ほっとなもっと

爆発的な感情と もう戻れない日常悲しみは通常1人で泣くものだ6畳ひと間で、欠かせない施錠僕の身体は頑丈そこを右折してみたら往生ここで母親が登場君との約束3ヶ条1、わたしより先に寝ないこと2、喧嘩してもその日に仲直りすること3、隠し事はしないことは…

XYZ

首を絞めてチアノーゼみんなが叫ぶアンチテーゼ僕だけが知る秘密のテーゼ昨晩食べたボロネーゼはーあ 世の中危ないぜ こうしてる間に待つ着信もう訪れないあの時だけの青い春一緒になれないねわたしたち見守られながらする自傷行為お味噌汁でお腹をふくらま…

狛犬

狂ってはいけない狂っていないフリをしないといけない 真人間と真人間の間に生まれたわたしは、狂ってはいけない、初めから。 もう嘘も限界を超えている 狂い切ったときに死ねたらなとは思う もう何百回、もしかしたら千回以上切りつけた身体に残る傷跡スク…

断片的な記憶を頼りに、毎日を

貴方と過ごした夏と、貴方と過ごせなかった夏あとの方が記憶に残るね 見た花は美しく、訪れた水族館は視界いっぱいに広がっていて、たぶん本当に今でも夢だったんだと思うほかない。だって救われないから、わたしばかり同情されるのだけは勘弁だ 換気扇は消…

そこにある

遮断した聴覚、聞こえてこない君たちの声もはや目隠しと言わんばかりの色褪せた世界と眼鏡越しに霞む見上げた空、雲と雲じゃない部分の境目響かない、響かないグラスを倒した、割れなかった、丈夫だなあとは思った ポケットから飴玉が出てきた、この前行った…

ごめんなさいれーす♡

偶然に明日がくるような、そんな生活してるんだこの空間だけが世界だったらいいのにって罪悪感を抱くほど大した人間様でもないのにねてか、だきたいのはあなただし 夏だから、恋冬は、片恋じょうずになりたい恋、恋、恋 すぐに愛しちゃう女の子のことすぐに…

ヒノノニトン

人知れず首を絞める行為が異常だと思えないんだったらおかしいとは思うよ本当に。スマートフォンを首から下げる硬い素材でできた紐で締める。それによって首にできた痣をファンデーションやコンシーラーで隠すことでリカバリーしようとするところまでがセッ…

皐月

君のことは好きだけれど、ごめんね5月はすきじゃないんだと振った思い出せなくなったらどうしようと思って必死にしがみついている希死念慮に、あれは嘘じゃないんだってこと証明しないといけない疑われてばかりでいい加減相変わらずな愛 変わらず、どストレ…

単なるBAD、ふざけんな🎶

知らないものを知りたいと思って惹き付けられる感覚を多くの人が持ってるんじゃないか 尊厳を破壊され尽くした世界で生きるバッタやカマキリやカブトムシに抱く情などもはや持ち合わせてはいないのだ絶望とファンタジーを楽しもう 犬と共に眠る夜までに踊り…

香水

※短い小説です 千葉の後ろを歩いていると、彼からいい香りが漂ってくる。どこの香水か聞いてみたら、これは香水じゃなくて柔軟剤だと主張してきた。職場で香水は禁止だから、聞かれたらすぐ言い訳できるような理由を用意していたと言わんばかりの説明に、わ…

麻痺

自律神経の乱れがわたしに目眩を引き起こす金メダルを見せて回答用紙は満点 高校生の時、英語がよくできたわたしが宿題だった英語の過去問を得点半分というてきとうな出来で提出したら、英語の先生から怒られた。別にいいじゃん、わたしにだって半分しか得点…

○○っぽい

自分の透明な部分が自分を貶めてゆく水の化石になりたいだけ固まってゆく海沈む、沈む、沈んでゆく深く、深く 自分や相手を見つめ直すこと知ること学ぶこと生きること死ぬまでのゲームの主人公だと自覚することそういうのを考えていると頭が重くなって、身体…

刻(トキ)

お泊まりして深夜にコンビニで好きな食べ物とお酒を買ってちょっと遠回りして夜風にあたりながらお散歩して帰ったあと買った物を食べ飲みしながらワンルームの少し暗めのリビングで借りておいた好きな洋画を一緒に見返すような友達がいたらと、ふと思うそう…

飽和

ある日のこと、泣いていたわんわんと嗚咽を漏らしながら、泣いては泣いては涙はやまず本当に嘘を混ぜたのか、もう何が何だかわからなくなって、泣いたのもまた本当のことだったのか今となってはわからなくなってそんなのばかりで良くないはずなんだけど わた…

死ぬ日

今日って、明日にとっての昨日で誰かの誕生日で誰かの命日で誰かにとっての出勤日で休日で財布も鍵も落とした日で結婚記念日で1ヶ月記念日で創業100周年記念日で初めてデートした日で初めて髪を染めた日で初めてピアスを開けた日で初めてキスをした日で初め…