中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

2023-01-01から1年間の記事一覧

今年もお疲れ様でした。

初めてタバコを吸った日、ちょっとだけ大人になれた気がした。 初めてお酒を飲んだ日、世の中の大人はこんなに美味しい飲み物をずっと前から知ってたんだと嫉妬した。 隣人はいつも黒のスウェットを着ている、まるでそれしか持っていないかのようによほど気…

虚無感に打ちひしがれております

虚無感に襲われています助けてヘルプミー 突き刺すような寒さにいざ出陣 手がかじかんできた 濁点ダクテンだくてんいーっぱい ぱいっ!なテンションでアゲてこーな、冬 おまえはいつもそこにおるもんなあありがとうますだいすき!なんなんだこのどでかい穴!…

通常の日常

いなくなりたい、のに周りの人は次々と去っていくくせにわたしはここにいる、ずっと前からだし、これからもいると思う目がしばしばする、大泣きしすぎた、世界から消えてしまったわけじゃないのになんだかそう思えてならなくてたまらず涙が溢れて止まらなか…

格別にね♡

悪意の押し付け合い どういうわけか一向に来ない夜 壁は聳え待つ、守られているのか縛られているよ ほかの空間に見上げれば歌見下せば音弾けたら鳴る、リンリンと あなたが素敵に見えるのは経験豊富だからかな人を癒す力がある 友達と映画館に行く時、何も気…

時代に乗って

致死量の多幸感ってエグくね てか致死量の愛でバグりたい 満たされるか以前に、器がボロボロに欠けていて、その欠片をいっぱいの温かい記憶で修復してから注いでくれるかな? 愛。 死にたいときに「死にたくない」を思い出せなくて死にたくないときに「死に…

トプトプと

街が水に漬かっていた窓を開けると入ってくるかなしばらく生活水には困らないだろうかもっとあたふたしてもいいもんだろうかだって現実がこうなら受け入れるしかないのだよ現実に優る超現実、斬られたことに気が付かない本当はこの家も斜めに斬られていて、…

褪せないシアンwanna listen to

「全軍、前進」 腕を振り下ろして軍に号令をかけて始まった戦のこと 脳震盪、脳震盪、急患ひとり 見えたのは鉛筆削りの穴だったのぞく?いや覗かない方がいい、と言われる悪とはなにか、善とはなにかわかるわけもなく、ベッドに横たわるA.M.2:43書いたメモの…

彼岸花のように

わたしたち、あんなにカンペキだったじゃないそれを壊したやつ出てこいよ、蹴って殴ってぶち殺してやる。わたしたちを壊したようにそいつのこと、ぶっ壊してやりたい 思えばいつからか、あの子が手の届かないところに行ってしまってからできたその穴を、間違…

R.I.P.

また、友達が1人死んでいったまたひとり、またひとりこの世界は地獄だって証明しないでいってください。こちらにぽつんと残されるような感覚は苦しいよ、当然でもその世界で生きていかなきゃいけないあの子は解放されただろうか、向こうで苦しくないだろうか…

お気に入りの歩道橋

甘ったるい糖衣錠が喉を通る度に何も考えてないことに気づく、そんなんだからふらふらして危ないよだなんて 自分でも可哀想なくらいズタズタな腕の傷跡は基本的に毎日痒い ポケットに洗濯されてくしゃくしゃになった紙切れが入っていて、その手触りが何にも…

号泣ばかりか日常とまらない心臓

苦しい信じられないことがあるだけで悔しい。 いつもいてくれていてくれるって分かってるのに自分のことも信じられないくらい信じられないことばかりで情けないなって思う本当はいつも苦しいんだろうなってわたし些細な部分ででもちゃんと自分で気づいてあげ…

アンサーソングを書きました。

書いたのに送ることができないわたしが不甲斐ないのだけどどうか見ていてくださいますように、書いたアンサーソングをここに書きます。 ''落下音'' 歌が落ちてきた傘の上に落ちて傘の先まで弧を描くそこから地面に落ちるまで数秒考える、何を考える、雨のこ…

大成功をおさめて甘噛み

わたしが紡いだ言葉が誰かを呪うなら口に針を通して縫ってしまえばいいわたしの一挙一動に一喜一憂するならば離れてくれればいいじゃないかぐさり、とくる、君らの言葉でもわたしは欲しいから君たちの口を縫うことはしないよ、もっとちょうだいヴァンパイア …

あいかちっ!ダメすわー

エタノールで (そういえばこの前エタノールを飲んで看護師さんに言ったら病棟の全エタノールが消えました。小さなインシデントはさらに…?) 爪の油分をしっかり拭き取って、両面粘着テープを貼り、つけ爪をぐぐぐっと押し付けて完成する、少し爪の長いギャル…

刻について

平成に取り残されたギャルもうここには戻れないぐにゃりぐにゃりと混ざって進化する、他ないレッグウォーマーもアームカバーも学校バッグも復活していて、復活しない過去のものなんてないんじゃないだろうか ヤシの木を見ている、正確には見上げている海辺に…

無人島に持っていくモノ

無人島に1つだけ持っていけるとしたら何を持っていくかという質問に「希望」とだけさらっと言えちゃうような君に呆気を取られました。 ぼくはてっきりナイフかライターか現代人ならスマホでしょうか、そういうものを持って行くものかと思っていたので、概念…

博打

時給100円ならボートに入れて博打した方がマシな日本 豊かに見えるが民の心は貧しいね 何十億の金が手に入ったら、背格好が同じ女の子を捕まえて整形をしてもらい、ダミーをつくって世の中に存在してもらう。わたしはただ海を泳いで山を登って空気を吸って吐…

入院という名の

自分探しの旅に出ると言って閉鎖空間に足を運ぶのは案外正しいと言えるんじゃないだろうか各々海外に行ったり放浪の旅に出る人もいるけれど、田中先生が「捜索範囲広げてどうすんの」って言ってて、「たしかにな」と思った。範囲を狭めて焦点を絞って自分探…

もう5年も前のこと?

最近のわたしの足、女の子って感じする。靴擦れいっぱいで傷だらけ。痛くなるってわかってて履いちゃうのはあんぽんたん?そういうとこが女の子っぽい、と思う。平成に取り残された女の子。白いリボンのサンダルで夏を跋扈する。着る度に君のことを思い出す…

Salute!

真っ赤なワンピースを身に纏う女性なんかは、さす口紅は真っ赤なものじゃないようにすることでバランスを取るものだと思っている 細長くて先端まで華奢で女の子らしさのぎゅっと詰まったその髪の毛までもが、例えばいったいいつ頃から伸ばしているのだろうと…

あんな日とそんな人達のこと

自分のことが分からないから他人のことを知ろうとする試みは投影だなぁと思った 世の中で生きていくには、「しっくりくる」ということが時に大切なんだとそこの坊やに言いたい。言い換えると「腑に落ちる」とか「納得する」とか。自分で噛み砕いて解釈した物…

fall in love of loves

人より少し高い確率で死ぬかもしれない日々を送っているわたしは今日も一日を何とか終えたお気に入りの漫画と安かったけどお気に入りの緑色ワンピースがどこか行っちゃったうまくいかないなーと痛感して、毎日毎日泣いてるんだよ、見えるとこでも見えないと…

優等生を演じてラブリー

この世界にあなただけがいてくれればそれでいい、なんて思うそのあなたはいない 甘い風ってどんなだろうチョコレートを美味しそうに食べるあなたの口元についたチョコレートを拭ってあげて、微笑んで 初おろしの水着 睡眠薬のせいかスクリーンタイムを健忘の…

麦茶か扇風機(旧いタイプの)

夏って言えばなに? なにって言えば夏? わけわかんなくなった時、着ていたノースリーブがせっかく夏っぽいのに、性的な目を誘うから着ちゃダメなんて、袖がないのに窮屈だよ好きなだけ生脚出して裸足で思いっきり夏っぽい夏、過ごすんだ。 キンキンのかき氷…

存在の証明の仕方を教えて

むかし、むかしって、一体いつのことなの1年前?幼少期?云千年前?それともあぁ懐かしいなって感じるくらい時が経った頃のこと?ねぇわたしたち、付き合ってたことがそんなにむかしなの?ねぇあなたは、わたしのこと本当に大切にしてくれたんだろうけど、最…

ほっとなもっと

爆発的な感情と もう戻れない日常悲しみは通常1人で泣くものだ6畳ひと間で、欠かせない施錠僕の身体は頑丈そこを右折してみたら往生ここで母親が登場君との約束3ヶ条1、わたしより先に寝ないこと2、喧嘩してもその日に仲直りすること3、隠し事はしないことは…

XYZ

首を絞めてチアノーゼみんなが叫ぶアンチテーゼ僕だけが知る秘密のテーゼ昨晩食べたボロネーゼはーあ 世の中危ないぜ こうしてる間に待つ着信もう訪れないあの時だけの青い春一緒になれないねわたしたち見守られながらする自傷行為お味噌汁でお腹をふくらま…

狛犬

狂ってはいけない狂っていないフリをしないといけない 真人間と真人間の間に生まれたわたしは、狂ってはいけない、初めから。 もう嘘も限界を超えている 狂い切ったときに死ねたらなとは思う もう何百回、もしかしたら千回以上切りつけた身体に残る傷跡スク…

断片的な記憶を頼りに、毎日を

貴方と過ごした夏と、貴方と過ごせなかった夏あとの方が記憶に残るね 見た花は美しく、訪れた水族館は視界いっぱいに広がっていて、たぶん本当に今でも夢だったんだと思うほかない。だって救われないから、わたしばかり同情されるのだけは勘弁だ 換気扇は消…

そこにある

遮断した聴覚、聞こえてこない君たちの声もはや目隠しと言わんばかりの色褪せた世界と眼鏡越しに霞む見上げた空、雲と雲じゃない部分の境目響かない、響かないグラスを倒した、割れなかった、丈夫だなあとは思った ポケットから飴玉が出てきた、この前行った…