「全軍、前進」
腕を振り下ろして軍に号令をかけて始まった戦のこと
脳震盪、脳震盪、急患ひとり
見えたのは鉛筆削りの穴だった
のぞく?いや覗かない方がいい、と言われる
悪とはなにか、善とはなにか
わかるわけもなく、ベッドに横たわるA.M.2:43
書いたメモの内容と量を調節しなければキャパシティーがどこにもないのでそうするかと思ったらまた眠っていた。
P.M.10:46起床、おはようみんな今日も1日健やかに過ごそうねと笑顔で言う、誰にともなく。
また眠くなってきたや、おやすみやさん、野菜屋さん、は八百屋さん。
右にはめている指輪を左に付け替えて途方に暮れる隙もなく店員さんが右手をとってスクラブのお試しをしてくれた。角質とって満足也。
両手いっぱいに持ったほくほくのお買い物袋は、福袋ではないので中身は知っているがそれでも帰宅して開けるまでワクワク楽しみにするものである、女の子。
夜間に1人で歩きなさんな、町中危ない人はいっぱいいる、と思うたぶん。
夜に音楽を聴きながら歩いて帰るのもけっこう苦手である。情報の8割は視覚から入ってくると言われていても聴覚だって頼りにするし、塞いでいては後ろの気配に気づかないし、できれば葉っぱのカサカサ音や雨のポツポツ音も聞こえていたい、wannna listen to the sounds of the world around me.
そういうわけで色んなことを思案していては結局疲れてしまって、というかもう世界に生きていることに時間に人に空気に環境に言葉に感情に命に、あーーー楽しいことだけやりたいことだけやってたい。
痒いとこ擦ったら乾燥しているので肌が白くなってしまう、そういう季節。
鼓動が早まるのを絞首して感じながら意識の灯火をかろうじて消し損ねる、わざと。
なにいろか、彼女の面影はまだ褪せない。