中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「わたし」in ひらがな

(タイトルの解説: タイトルの"in"は「形式のin」。in Japanese とかin Englishとかの) 本題 わたしが「私」ではなく「わたし」という一人称を使うのには理由がある。単に変換が面倒なわけじゃなくて、「私」という漢字がピンク色だからだ。(文字に色を"感じ…

悲しい

昨日薬やめよって思ったのにもうダメだった 1日も我慢出来なかった 我慢というか、身体が欲しがってる感じではなくて、ただわたしが「薬をやめた自分」を受け入れられないから買ってしまう 自己像が不安定ゆえに「薬を飲む自分」を築き上げて、それが消える…

わからないことだらけ

わたしがなぜわたしのことを語る時、なんの躊躇いもなしにあれこれと、例えば趣味や家族や精神疾患のことや薬や絵、見られることで言えば自撮りや露出や傷跡などについて、なぜひけらかすことができるのだろうと考えた。 至った結論として、どれだけ自分のこ…

何も言わない子

この世で一番難しくて厄介でどうしようもないものは親子関係である。縁を切ればいいなんてことを言う輩がいたりするが、そんなのは正気の沙汰ではない。虐待やネグレクトのない一般的な家庭で育った、少なくともわたしからすれば、当たり前に返すべき恩やす…

「本当」

わたしはよく色んなことにおいて悩んでいるけれど、それには何か規則性があるんじゃないかというほどに周期的に違う悩みが出てくる。 例えば今は、アイデンティティについて悩んでいる。少し前までは薬について、その前は矛盾について頭がぐるぐるしていてそ…

漠然とした話

小さい頃、将来の夢はなんとなくいちご屋さんだった。作る人か売る人なのかは定かじゃなかった。 もう少し経ってから、小学生の頃の将来の夢はプロゴルファーだった。周りの男子がプロ野球選手になりたいと口にするのと同じような感じだったと思う。ただ単に…

ノンフィクションのようなフィクション。

私と恋人が恋人関係のようになった明確な時期はない。もしかしたら最初から最後まで恋人関係じゃなかったのかもしれない。 恋人はふわふわだったし、肌の匂いは私をこれ以上ないほどに安心させた。私はいつも甘えていた。絶大な信頼を寄せ、私にとって絶対的…

受容と回避

できないことから逃げてきた。 できることを探そうとした。 わたしが多趣味なのは、できることは何だろうと模索した結果である。裁縫をしてポーチを作ってみたり、レジンやビーズでアクセサリーを作ってみたり、友達と文通して文章力を高めようとしてみたり…

「わたし」

わたしが今まで犯してきた罪を償う術を自傷行為以外に持たないと心得る反面、その償うべき罪が自傷行為であるのもまた事実で。 これ以上の矛盾はあるだろうか。 人は罪を犯す生き物で、わたしもその1人で、でももう犯したくないし、でも償わなければならない…

「眠れない夜の話をしよう」

わたしには、他人を演じているような感覚がある。こんなに自分のことを考えているのに、露呈するわたしはわたしじゃないという感覚。 男っぽい自分ネガティブな自分ヤク中な自分服に気合を入れる自分口が悪い自分趣味に没頭する自分 「自分」を修飾すると他…