中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

漠然とした話

 

小さい頃、将来の夢はなんとなくいちご屋さんだった。作る人か売る人なのかは定かじゃなかった。

もう少し経ってから、小学生の頃の将来の夢はプロゴルファーだった。周りの男子がプロ野球選手になりたいと口にするのと同じような感じだったと思う。ただ単に、自分がゴルフをしていたからだったし、小学生の頃は授業で将来の夢の絵を描きましょうというのがあったから、絵にしやすいゴルフを選んだに過ぎなかったんだと思う、きっと。
今、将来の夢を聞かれても漠然としか答えられないし、周りもそうだといいなと思ってしまう。近しい人に聞かれたら、「今を生きてるから先のことなんて考えてない」とかなんとか言って誤魔化してたりもする。でも実際そうだ。というか、先があるなんてあんまり考えたくないのだ。大人から将来何になりたいか聞かれたら、これまた漠然と「英語関係の仕事に就きたい」と答える。でもこれも実際には正しい。生きる上では職に就いてお金を稼がないといけないし、そうするとお金を稼げるスキルを言えばわたしには英語しかないからだ。


コロナ云々で5月1日から当面オンライン授業ではあるが、どちらにせよ良くも悪くもわたしはもう3年生になる。あと2年あるし、もう2年しかない。4年で卒業できるか正直危ういが、新しく始まるこの一年間で何ができるかがこの先の人生をきっと大きく左右すると思う。

どのベクトルでどうやり切れるか分からないけど、また漠然と、頑張りたいなとは思う。