中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

人生のスパイス

 

歩道橋からみた広い車道

駆け抜けた夜風が気持ち良かったのを覚えている

クリスタルガイザーと薬瓶を片手に、夜を歩いた

一年前となんにも変わらない。なんなら17歳から変わらないな、情けない

 

白い咳止め糖衣錠だけがわたしを救ってくれる、こんなのはただの幻想だ。少しの間嫌なことを忘れさせてくれる代わりに、心身の健康を奪うし背徳感がもれなくついてくる。

嗜好として割り切れないオーバードーズ

 

悲しくて虚しい夜を過ごしすぎている

 

わたしに足りないものはなに?

評価の対象になりやすい「頭の良さ」「容姿(顔面偏差値)(スタイル)(清潔感等々)」「性格」その他、それほど欠陥しているつもりはないのに…。

手先器用だからアクセサリー作ったりできるし、絵も描けるし、運動もできるし、英語得意だし、マンガ詳しいし、洋画もよく観るし、ゴルフも卓球も得意だよ。女子プロ並の飛距離出せるよ。

ねぇ、わたし メンタルヘルスさえ良ければけっこう前途有望な人間じゃない??

もうこれ書いてて嫌になってきた。

 

わたし、将来なにするんだろう? 何かしているんだろうか。

「きみはなにになりたいんだい?」

「ぼくはシステムエンジニアになりたい!」

「きみは?」

「わたしはアパレル関係に勤めたいです」

「きみはどうだい?」

「わたしは家業を継ごうかと!」

「きみは?」

「ぼくは将来スポーツトレーナーに!」

「じゃあきみは?」

「わたしは~…まぁ死にたいですね笑」

 

(笑)