明日から、しばらく精神科の開放病棟に任意入院です。 期間はまだ決まっていません。合わないなと思ったら1～2週間で出てくるかもしれないし、別の閉鎖病棟のあるところに転院するかもしれないし、1ヶ月くらいのんびり休むかもしれない、わかりません。 開放…

またあいつがやってきたふらっとやってきてはどこかへ消える名前の無い場所に向かって行き先の書いていないバスに乗ったよく知られているアーケードをくぐったら秩序のない世界に迷い込んだ迷い込んだなんておかしな話だ足を踏み入れたのは自分なくせに今夜…

死にぞこなったわたしの細胞を紐に縛ってかき集めて繋ぎ合わせたパッチワーク ぎりぎりで鳴る心拍の音を聞きそびれたから再生ボタンを押して聴いてみたらヨーロッパの音楽家が奏でるようなメロディーにはやっぱり聴こえなくて自国の田舎の辺境地にあるボロボ…

その人にかけた電話が最期になるかもしれないと思ったら、相手のことを不憫だと思った悲しいかもしれない責め立てられるかもしれないあなたが何か良くないことを言ったから、だからわたしは死んでしまったんじゃないかと原因を追求されるかもしれない そんな…

むかしね、君によく似た人がいたんだ君とその人の話し方のテンポや言葉遣いがとても似ていたわたしが放った言葉を、じっくりと時間をかけて噛み砕いたり解釈したり思考を2~3転させたりしているようで。他の人は間が悪いなと思うかもしれないようなテンポで言…

本当だったら本当に、紡がれなかったはずの文字列拾い集めてばらばらにして再構築してみると、実は正しい文章ができあがった あれれ、あれれれれ、あれぇ おかしなことも起こるもんだと思う不可思議な要素は見た目で判断しちゃいけないものばかりだったりす…

拾わないでいて、損なったもの いつも「減っている」と言いながらいっこうにゼロにならない頻度と錠剤の数を、本当は不思議に思っているだろうか ある一定のところで殺される死無色透明な本質は、本質であるが故 虹色って何色なんだろう、赤や青や緑や橙のこ…

公園の水道の蛇口をひねってみた 水がいい具合の勢いで、辺りがビショビショになることもなくちゃんと出たまたひねって栓を締めたとき、なぜだか急に青春を置き去りにしてきたような気がした本当かどうかは、分からないいつからどこに置き去りにしたのかも、…

わたしがいつも忘れていたい素敵で豊かで幸せだった時間がある 涙が頬をつたうたびに、ひとつずつ思い出してしまうこともある 返信が杜撰だと言ったひとの連絡を待っているわたしを、仕方の無い奴だと笑ってくれる別の人の温もりが淋しい お酒や薬や買い物や…