中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

博愛という花言葉

 

ポニーテールを揺らすあなたの後ろ姿に良く似合う香水をふと思い出す、まるでブーケのような温かいふんわりとしたその香りはまるであなたの輪郭を形作るような香りだった


闇を覗いているとそれに飲み込まれそうになる


漂っていたら自分の細胞一つ一つが分裂していって暗く澱んだ闇に侵されていくみたいだ
絶対的な光を信じていられるか分からないのにそれに身を投じるのは自殺行為だと言っていい

 

歌舞伎町で見つけたバーテンダーにうつつを抜かしていたら気づけば10日もそのバーに通っていた。
ふふ、とは笑わない
あっ、と言う
まるで何か落ちかけてしまったかのように
そして地下鉄に続く階段を飛び降りた
楽しかったその短期間を最期に、時を止めようとした

 

一息ついて、(ふぅ…)
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諦めた恋と諦めきれない恋と諦めさせた恋
知らない人と目が合う、それで知った人になる、まるで肌を重ねたことがあるみたいに知ったかぶる、でも足りない何かはある、絶対的に絶対的なものが

 

待ち構えたアナザーエンディング、と
きみの感情の2%でいい、愛情をくださいよ

 

夜通しネオン街で飲み歩き、朝に道端にいる少し変な人たちを横目に見ながら歩いた帰路はなんだかとっても悪いことをしたかのような気分になって、新鮮な知らない気持ちになったことを覚えている

 

昨晩、体の血液の半分が流れ出て血に溺れ失血死する夢を見た。そして起きたその日の午後に生理がきて、なんて健康な身体なんだと感心した

 

情報の8割が視覚から入ってくるということによって目を閉じた時に聴覚により入ってくる情報が2割という頼りなさで、せめて3割ちょい欲しいよね、みたいなことをたまに言いたい


それとか、英語のことわざをさらりと、まるで第一言語が英語であるかのように本当にさらりと言いこなせたならどんなにかっこいいか、等とも思ったりする

 

 

その青い空に手を伸ばす、落ちていく
透明な風が頬を撫でる、沈んでいく
眠れない夜に本を読んで、まるでそれが正しいかのような行いをする

 

みんな自分のことをオンリーワンだと思う反面、ナンバーワンにもなりたくて、でも都合が悪い時には大衆に紛れて身を隠す。

自分のせいであると認められない。

自覚の有無の差はあれど、どうしようもなくしょうもない、ね。

だけど、言語化しよう、ちゃんと。

嫌なことも

楽しいことも

好きなことも

大切だということも、

愛してるということも、

言ってほしい 想ってるならば。

ちゃんとわたしを見ていて、''わたしのような人''と対峙するんじゃなくてさ、

''わたし''個人と向き合えよ。

 

突き刺す様な心の痛みと、ゆるやかに陥る深淵へ愛をこめてわたしの感情の2%を捧げます