自分をめいっぱい甘やかしたくても、
無意識にそれをさせない自我。
完璧主義でもストイックでもないと思っているが、甘えることを許さない。
それなのに行動が伴わないから、結果的に甘えている自分が赦せない。
かっこいい理想像は描いてないが、それなりにある程度のことはこなす自分をきっと期待してしまっているから、現実の自分とのギャップに苦しむ。
自分を肯定してあげることがどんなに難しいものか。
他人を肯定するのは簡単だよ、優しい言葉をかけるだけ、というよりむしろそれしかできることがないんだけど。
でも例えば自分に優しい言葉をかけたとて、根底にある思いがわたしを赦さない限り、わたしは無意識の完璧な自我に縛られたまま、その鎖を解くことができないでいる。
不可能に近い。
わたしがわたしを赦す日が来ることはないように思う。人はみな、こんなことをうだうだ考えているようには思えないし、自分はばかみたいな思考に囚われすぎていると思う。でもそうであっても、思考を止めることはできないしな。
考えることをやめたとき、人間をやめるだろうと思う。
肉体的死でなくても人には死を遂げる瞬間があると思う。
いまの自分、半分死んでる。なぜなら、生きているとは言い難いから。
それだけなんだけど、でもそうなんだよ。