中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

わからないことだらけ

 

わたしがなぜわたしのことを語る時、なんの躊躇いもなしにあれこれと、例えば趣味や家族や精神疾患のことや薬や絵、見られることで言えば自撮りや露出や傷跡などについて、なぜひけらかすことができるのだろうと考えた。

 

至った結論として、どれだけ自分のことを言ってみてもそれが自分のことであるという認識に欠けるからだと思った。


内面外面など何につけても、何を言ったところでわたしの本質は見えないからだろうと、だってわたしにでさえ分からないのだから誰にも分からないんじゃないかと思う。だから、誰がわたしについての情報を知ったとしてもそれはわたしのことを知ることにはならないような気がする。

自分のことをあまりに客観視しすぎているというか、自分を自分と認識してないような感覚を持っている。


考えても考えてもいつも何もわからないけど、1時間に2時間分くらい思考してる。どうして答えがないという答えに行き着かず彷徨っているのか、やっぱりこれもわからない。