狂ってはいけない
狂っていないフリをしないといけない
真人間と真人間の間に生まれたわたしは、狂ってはいけない、初めから。
もう嘘も限界を超えている
狂い切ったときに死ねたらなとは思う
もう何百回、もしかしたら千回以上切りつけた身体に残る傷跡
スクロールした画面に現れたのは大好きな人とのツーショットだった
信じたいのにまた信じられない
読み返しても見返しても繰り返し声を聞いても
本当は奥底に届いていないであろう感情をぶっ叩いて壊してしまいたい。
わたしもろとも破壊し尽くして、それで無かったことにしてしまいたいよ。
怖くて怖くて堪らないから、綺麗なものほど信用ならないから
狂いたい、けどやっぱりわたし 狂えない
狂ってはいけないから
もうぶっ壊れてるけど、あともうちょっとだけ、ぶっ壊してよわたしのこと
一押しだけさ
知らないとこで知らないことをしないでよ、寂しいじゃんか
当たり前のことだ、わたしがいなくたって世界は回る
どうしても寂しいのはワガママだろうか
溢れ出る感情は幻なんだろうか
わたしは、狂わない