ぼくの主治医に聞いてもいつも「それは症状のせいだから、貴方が悪いのではない、それは貴方も分かっているでしょう」とさらりと言われる
分かっているのに身体と心が反対のことをして困っているから聞いてるのだ。そんな分かりきったことをあえて言われなくとももっと本質な部分を解決してくれよ、などと思ってしまう。
あぁ、満たされることはないのだろう、そう
雨の喧騒に消えゆく感情の名前を知りたい、なぜならなぜかまだ知らない、から
ぼくのものにならないか、劣らない
飛び込みたい、どこに
足の向かう先はあの光
愛を求める、それが眩しくて
ガラスの破片を拾ってはくれないか
嘘か誠か、長さ出しをしたその長い爪の先で掻きむしる喉元が熱い、とかトカetc(トカ)解かずとも
間に合わない、間に合ってどうか
はい乗車、それも片道、切符握りしめ
まだ未だ知らない所へと、決意固めてゆけ
自死を選んだ愚かなあの子のために、なんて
残らない傷など無いことはもう充分わかっているはずだ、そうでしょう?だってわたしたち、ずっとこのまま落ちていって、これから先も落ちてゆくのだから、全てがはらはらとね
続いてゆく夢を仰向けで見ながらどうせ届かないなんてばかり言うものだから
馬鹿だねって笑ってよね
覚悟は初めからできてんだよ