わたしにはわたしだけの不幸があります
必要悪ってなんですか
どちらもだなんて言わないで、ふたつにひとつなのに
偶然の嘘
仮面を被って初めて見える世界がある
そこがすごく現実的じゃなくても、関心もろとも隔たりがあるから、誤魔化してるだけで、それってすごく、可愛い嘘
傷を負っても血が流れないことってよくあるでしょう、とても透明な血液だったらどうしよう
わたしたちの瞳の奥に逆さまの世界が広がっていたら、嬉しいかな、悲しいかな、怖いかな、
べたべたの手につきまとうどろどろの嘘ばっかりが汚らわしくて
与えるばかりが愛
ドメスティックなバイオレンスと素敵な憎悪でさえが愛
逃げると距離が開くから、もうものさしでは測れません
全く違った、わたしへの矢印
「瞳孔はなるべく広げるな」
しばしば、いや毎日、想っては、思い出しては、頑張れたり悲しくなったり生きられたり死にたくなったり、それって悲しいですか、悲しくて虚しいけれども愛情だけど
裏切らないものだけを排除した優しい世界
水色が好きだから
関係ないだなんて言わないでほしいけど、恥ずかしいくらい身勝手でいたい
何を憎いと思っていても、帰る場所をつくって、いつまでも待っていてね