中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

モラトリアム

 

   いつまでも子どものままだ。
子供扱いされてるって言うよりは、子どもだからそれ相応の扱いを受けているだけなのだろうか。
子どものままでいる自信も大人になる自信もない。
純粋無垢で澄みきったキラキラした目はもう持ち合わせていないし、合理的に論理的に思考し行動し責任ある大人な態度をとれるはずもない。モラトリアム。
   そうやって中二病くせえこじらせ思春期ちゃんを、いつまで続けるつもりなのか。自分自身甚だ疑問である。

 

   部活でもサークルでも勉強でもバイトでもスピーチコンテストでも英検でも漢検でも趣味でもなんでもかんでも、なんでもいい、なにかに打ち込んでる人はみんなかっこいいし、わたしにとっては本当にみんな眩しい。いつからかそういう人を見るの、すごく苦手になっていってた。テレビですらもうだめ。なにかに打ち込んで努力して目標に向かう誰かを取り上げたような番組をみると、自分の惨めさに悲しくなって泣くし、鬱のときはCMで泣いてる。たったの15秒の映像さえもがわたしの敵になりうるのだ。

 

   これは何度も思うし言うことなんだけど、わたしはバイトもサークルもしてないし勤勉でもないし趣味に情熱を注いでるわけでもない。空っぽなニンゲンだよ。わたしの周りの人は、わたしとは違って真逆で全員ほんとうに全員めちゃくちゃキラキラしてて、たまにつらいし、わたしなんかが近くに居て申し訳ない気持ちになる。ゴミカス人間のせいで迷惑かけてないかなって思うし、わたし 生きてて何ができるんだろう。できるわけねえな。

   何万回これ言ってんだろさすがにウザすぎる。「ネガティブなこと口に出す人は基本的に嫌い」って信頼してた大人の人に言われたとき、そこそこ絶望したんだけど、でもわかる。うるさいし、だったら行動しろよって話だし、わかるよ。ごめんなさい。

 

ちょっと心が荒んでいる内容しか書けなかった。書き溜めなので許して。