中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

親子って難しいよね

 

親に買ってもらったカメラが嫌いだ。
スミノフが嫌いだ。

 

嫌な思い出を重ねてしまった。物に罪はない。カメラで写真を撮ることは好きだしスミノフも飲める。ただそれらに引きずられる思い出が、わたしを時に苦しめる。

 

長くなったので主な段落分けをします。

(読まなくても勿論いいのですが)

・カメラが嫌いな理由

スミノフが嫌いな理由

・腕の傷跡チェック

・傷跡に対する親との価値観の違い

・親子間のコミュニケーション

 

(クソ長いけど親とわたしの関係がいかほどなのかよくわかるので、興味あればぜひ。)

 

・高2の終わり頃 メンクリに通いだして、親がわたしを精神的に弱い人間として見ていたとき(いまもそうみてるかもしれないが)、「わたしの好きなものを何か買い与えれば少しは元気になってくれるんじゃないか」って大きな買い物をしたのがカメラだった。どうしてモノを買い与えるんだって思った。じゃあ例えば優しく寄り添われて心をくれたとしても、それはたぶん嫌だっただろうけど。カメラはすきだし購入したことは嬉しかったが、ただそこに垣間見た親の意思にひどく落ち込んだ。ママもパパも「すきなものを買ってあげれば喜ぶのでは」って考えていたのかもと思うと本当に悲しかった。当時のわたしのメンタルは、高価なものでどうにかなるほど容易い問題の域ではなかった。「この人たちとは一生分かり合えないだろうし、心を開いたところで悪化するだろうな」と絶望した瞬間だった。

 

スミノフは、大量の薬を流したこんだ初めてのお酒。めちゃめちゃ悪酔いしたし気持ち悪かったし、アルコールで流すとこうなるんだなって学んだ。大学1年生の夏休みに帰省した際、メンクリ行く前に初めてアルコールで流して、そうするくらい精神的につらかったという記憶がスミノフにこびりついている。

 

・もう腕切ってないかなって、親に会うたびに傷を指摘されるし触られる。今回の父親の泊まりのために傷を隠すファンデーションテープ貼っておいてマジでよかったな。もちろん指摘はされたけど、切り足したおかげで増した赤みを隠せてよかった。
「だいぶ傷跡が薄くなっていっててよかったね 😊!」って父親に言われたんだけど、「傷跡が薄くなる=嬉しい・良いこと」ってわたしが考えているとは限らないだろ。まるで残っている傷跡を責められているようで本当につらい。

 

・わたし自身、傷を人に見られることとかたいして気にしてないのに、夏用の長袖のカーディガンや洋服を送ってきたり買ってこられたりするとマジで死んでやろうかと思う。
声を殺して毎回泣いてる。腕の傷跡にやる親の目線、遠回しに「隠したら?」と言わんばかりの行動。特に母親なんだけど、知り合いに知られたくないんだろうなと思う。世間体を気にするのはわかるが、同時にどれほどわたしを傷つけているか知らないんだろうな。

 

・全部、わたしが言わないからだけど、本当に笑っちゃうくらい親とコミュニケーション取れてない。取れているようで全く。もはや、メンクリの頻度の話や親の前で処方箋飲むのも躊躇われるので「病院は2週間に1回行ってるかなぁ(本当は週一)」「処方箋はいまんとこもう飲んでないよ(飲んでいる)」とか言った。きも。でも徹底的に嘘をつかないとこわいし、積み重なってどんどん押しつぶされるんだけど、いつか音を立てて崩れて罪悪感や諸々の負の感情がわたしを殺してくれるのであれば と願っている。

くだらない生き様。

 

長すぎた。読んでくれた人、ありがとう。