中原ぬこさん

言葉で遊びましょう

Jesus★

 

遺書という名のラブレター
いいなぁ他人を好きになることができて
わたしの好きは空っぽだから
いつも掴めそうで掴めない
届きそうで届かない

 

好きになってごめん、好きじゃないくせに
嫌いになれなくてごめん、好きだから


おまえらの言葉一つ一つに意味を持たせたいから大事に抱えようとしてもおまえらがそれを大事にしないならわたしがしたってしょうがないだろ、だからせめて放棄してよそのバラバラに散る言葉たちのことを、解放してあげて

鎖に繋がれるのは本当に苦しいんだよ

 

支配の中に潜む自由と不自由のバランスを取れたらもっとよりラクに生きられる民主主義の中で生きていくことのやはり大変さ

 

わたしの心の中でぷかぷかと浮かび漂う感情たちをまとめあげるのはもうきみたちに託してもいいかなぁ、わたしじゃどうやら手に余るみたいで
もう疲れたなぁ


でもわたしの所有する心と体を破壊することはまだ許されない、文字通り、許されていない、それは受動的なことでいいかどうかはさておきね
軽いノリだったけど破壊を失敗した直後だし、まだというかもうというか何も出来ない、また雁字搦めになる、当たり前だ、そんなの誰が悪いってわたしが悪いんだ、でいつも謝ってばかりいるわけ、誤ってるのにそんなの

謝ることしかできないことにもごめんだし大元のことに対してもごめんだしもう全部ごめんだから

信じなくていいから殺してくれよ

 

 

博愛という花言葉

 

ポニーテールを揺らすあなたの後ろ姿に良く似合う香水をふと思い出す、まるでブーケのような温かいふんわりとしたその香りはまるであなたの輪郭を形作るような香りだった


闇を覗いているとそれに飲み込まれそうになる


漂っていたら自分の細胞一つ一つが分裂していって暗く澱んだ闇に侵されていくみたいだ
絶対的な光を信じていられるか分からないのにそれに身を投じるのは自殺行為だと言っていい

 

歌舞伎町で見つけたバーテンダーにうつつを抜かしていたら気づけば10日もそのバーに通っていた。
ふふ、とは笑わない
あっ、と言う
まるで何か落ちかけてしまったかのように
そして地下鉄に続く階段を飛び降りた
楽しかったその短期間を最期に、時を止めようとした

 

一息ついて、(ふぅ…)
ぬこがログインしました

 

諦めた恋と諦めきれない恋と諦めさせた恋
知らない人と目が合う、それで知った人になる、まるで肌を重ねたことがあるみたいに知ったかぶる、でも足りない何かはある、絶対的に絶対的なものが

 

待ち構えたアナザーエンディング、と
きみの感情の2%でいい、愛情をくださいよ

 

夜通しネオン街で飲み歩き、朝に道端にいる少し変な人たちを横目に見ながら歩いた帰路はなんだかとっても悪いことをしたかのような気分になって、新鮮な知らない気持ちになったことを覚えている

 

昨晩、体の血液の半分が流れ出て血に溺れ失血死する夢を見た。そして起きたその日の午後に生理がきて、なんて健康な身体なんだと感心した

 

情報の8割が視覚から入ってくるということによって目を閉じた時に聴覚により入ってくる情報が2割という頼りなさで、せめて3割ちょい欲しいよね、みたいなことをたまに言いたい


それとか、英語のことわざをさらりと、まるで第一言語が英語であるかのように本当にさらりと言いこなせたならどんなにかっこいいか、等とも思ったりする

 

 

その青い空に手を伸ばす、落ちていく
透明な風が頬を撫でる、沈んでいく
眠れない夜に本を読んで、まるでそれが正しいかのような行いをする

 

みんな自分のことをオンリーワンだと思う反面、ナンバーワンにもなりたくて、でも都合が悪い時には大衆に紛れて身を隠す。

自分のせいであると認められない。

自覚の有無の差はあれど、どうしようもなくしょうもない、ね。

だけど、言語化しよう、ちゃんと。

嫌なことも

楽しいことも

好きなことも

大切だということも、

愛してるということも、

言ってほしい 想ってるならば。

ちゃんとわたしを見ていて、''わたしのような人''と対峙するんじゃなくてさ、

''わたし''個人と向き合えよ。

 

突き刺す様な心の痛みと、ゆるやかに陥る深淵へ愛をこめてわたしの感情の2%を捧げます

 

 

知らない天井

 

ホテルの23階のバーで母とお酒を飲む
わたしはモスコミュールを
母はお酒に詳しくないので店員さんに何かフルーティーで飲みやすいものをと聞いて勧めてみる


外の明かりがキラキラしていて、高所で眺める夜景が綺麗だった

当然のように、いつもみたいに
なんら特別な事じゃないみたいに、特別なことなのに


わたしが、せっかく高級ホテルに来たんだからバーも利用しないと勿体ないと言い出して、そさくさとプールを40分ほど利用したあと、バーが閉まるまで急いで駆け込んでお互いお酒を2杯ずつ胃に収めた

甘ったるいチョコレートとナッツ類も一緒に食べて、その夜はとても満足した気持ちになった

 

わたしたちは寿命という有限に生きている。
だからこそ、人との出会いや経験や記憶を、1000年も生きるだろうエルフや魔法使いなどより大切にするんだと思う。

有限の時間の中、まるで儚く散ってしまっては困るような、そんな記憶や思い出たちが愛しくてたまらないから大事に心にしまっておくのだ。

 

視界の画素数が少ないせいで世界が歪にガチャガチャに見えるんだ


ごめん、苦しい


その一言が言えなくて

 

だから大量の精神薬を飲んだ

救急に運ばれて目が覚めるか分からないところまでいったけど、やっぱり苦しいことは秘めておく

 

いつか分かったときにはもう遅いところまで

 

 

桜の様子と未来とが

 

ゲシュタルト崩壊してゆく愛しい日々たち


化けの皮がボロボロと剥がれて姿を現した君は思ったよりずっと奇麗だった


君の吐くその美しい血と嘘でぼくを存分に塗りたくってしまってくれと思ったんだ


それで君色に染めて欲しかったんだとようやく気づけたよ


爪先に塗られたターコイズブルーはよく思い出に残っていると言ってもいい


奪われる時、まるで奪った時のようにそうされるのがつらくて、でもどこか嬉しくて、でもやっぱりもう奪わないと誓った


腕に刻んでしまった傷が痛痒い、少し内出血をしていて一生そのままだったらこの気持ちも忘れないのにと思う


あの春を思い出してぎゅっと胸にしまって

あの夏を思い出したくて手を伸ばして追いかけている


春は冬の終わりで、夏のはじまりの季節だ


「またね」と言ってから本当にまた会うまでの間のその寂しい穴を埋めるように、最後にほっぺにキスしたりハグをしたりするのはわたしの特徴だと言っても過言ではない
つまりお気に入りで大好きな人にはスキンシップを取って愛情をたっぷり表現したいということ

 

出会いと別れの季節だと実感する今日春この頃

 

帽子が吹き飛ばされるくらいの風が吹いてから風の行先に目をやって後ろを振り向くと、ふと気づく君からの視線に少し胸を熱くする。風が巡り合わせた君とぼくの春からの物語を始めようか

 

おめでとう

ありがとう

離れても

離れないで

あらゆる物にこびり付いた嘘と思い出が

今日のぼくを保って

そして明日のぼくを生かすんだ、たぶん

これからも

これからずっと

過去の栄養たっぷりエネルギッシュな事柄を糧に

現在を生き延びて

未来をやっと夢見れる

ロケット鉛筆みたいに繰り上げ繰り上げなるべく明日が確実に来るような生き方をして

その芯で日々を描いていくから

ちゃんと見ているから見ていてよ

そして目を見て「またね」と言うから

春、桜の花びらの舞う様子がキラキラした未来に似ていることから名付けられたそんな君の名を

愛しさ込めて呼びますね

 

 

ハンバーグが好きです

 

夜中起きて1階に降りてこっそりと酒を飲む
正しい行為ってなんだろうか
行為に正しいもクソもないのだろうか
夜中のそれははて適切では無いのかもしれない、美味だけど少し後ろめたい気もするから。見つからないようにこっそり飲むのが日課になった

 

愛とは、とよく考える。愛の病気を持つわたしにとっては人生の命題である。


愛とは、洗濯してくれる母親のために靴下を裏返さないこと


愛とは、普段作らないが時折手作りご飯を作ること、それも相手のとびきり好物のものを


愛とは、弱い人が持つ重たい荷物を強い人が持ってあげること


愛とは、これが似合いそうだなぁと思案してなんでもない日にプレゼントを贈ってみたりすること


愛とは、辛くて悲しくて泣いている時に抱きしめてあげられること


愛とは、頑張った時に頭を撫でてあげられること


愛とは、相手のことをよく考えて相手のために行動すること、だと思う、正しいかは分からない


ただ、愛とは、美しいものだ、きっと。そうじゃないと皆欲しがらないだろう、そしてわたしもまた欲しい人の1人だ
愛には喜びや幸せや驚きや嬉しさなどのプラスの感情が乗っているものだ

 

眠れない夜にこれを書いているのは、自分で自分を愛しすぎているせいかもしれない


わたしは大切な人には愛情を持って接しています
目に見えて形のある物があろうが無かろうが、例えばプレゼントをしたとかどうとか関係なく、愛しています
だけど絶対的な信頼を置けないので、わたしはただ形あるものを通してでしか伝えられないのです。それがとても虚しくて泣いた夜もまた愛のある涙なのです。

夜、音を鳴らして吹いている風が、何もかもを消し去って行ってしまうかもしれない、そんな夜。

 

 

穏やかに喫煙所

 

愛が募るほど加速するゆるやかな自殺


I can be a liar whenever you want me to, but I lie to you when I want to.

I'm not crazy. I just pretend to be a crazy girl. 

You understand that, don't you?

Am I always busy commiting suicide?

The answer is yes and no.


この数年間、何度死に損なっただろう。

何度間違った分岐点を見過ごしてきただろう。

何度目を背けて自堕落な生活を選んできただろう。
でもあと何度死に損なって、生きてしまって、選択をしなければいけないんだろう。


簡単なわけじゃない、けど難しい、わけでもない。?

 

スコッチを一気飲み
天国みて戻ってき
まだ保っていた僅かな正気
インターネットで1番人気が
リアルで実はひとりぼっち
バンドの歌詞がアナーキー
アダムが食べたりんごの実
ぼくがやったげたかった毒味
母の料理が世界一
あのYouTuberは日本一
北海道で食べたカニ
料亭で食べた採れたてのウニ
どっちもほっぺた落ちるくらいに
自分らしいって何って思うことは人間らしい
毎日出る大量の弁当の廃棄
それを見てどう思うかはあなた次第

結果重視、白黒はっきりさせたいわたし

グレーゾーンが見当たらない

まあ仕方ない、まあこんなもん

そう思えないのはやっぱ苦しい


塵がないような澄んだ空気の空を見上げて美しいなと思う心があれば、踏み外したりそんなにズレたことをしてきたわけでもないと思う。


周りの人達がかき氷を食べてる最中、自分だけ別の部屋でこうして文章をつらつらと書いていると、ほんの少しだけ孤独は感じるけど、だって別にかき氷食べようと思えないからいいんだ、うん、たぶん。

ただ本当は心のどこかで誰か一緒に居てくれてもいいじゃんって思ってる。

四角い部屋で首を吊るような真似、させないでよとも思う。

だから仕方の無いことは世の中にいっぱいいーっぱいあるんだ。

わたしが首に痣を作ろうがどうってことない証拠に足りてしまうけど、そこんとこ大丈夫そ?また、うん、たぶん、ね。

 

咳止め糖衣錠の過剰摂取で、昼下がりにまた眠くなってきたや。永遠に閉じてればいいのにね、瞼なんて。

今日のお天気は気持ちがいい

晴れやかな空の日には、最高のラストは用意できないぜ

 

 

 

銘柄は教えられない

 

元の彼氏がつけていたトムフォードのタバコバニラの香水をつける、たまにね
気に入っているからだ、気に入ってるから、それだけ、うん


猫を思い出す、なつめという
その元彼と一緒に寝て、ベッドで朝を迎えると必ずなつめはベッドに登ってわたしたちの間にいた。だから「朝にゃつめ」と言って毎回snsに投稿していたの、実はね。
そのアカウントを消したくても消せない、本当に消したいのに、だってなつめがかわいいからさ

 

懐かしいなと胸がちょっときゅっとなる感覚が好きだ。だから色んな過去と決別すれば手に入るそれをかき集めて集めて拾って、

はいドンとリュックいっぱいに詰めて机に置いてじっくり味わう形のない、やはりそれ、とその時間、も含めてまた懐かしくなる時が来るならば無限回に体験出来るという発見、してり。


root2の無限個root2乗は2であることの証明の動画とか数オリの動画とかばっか最近見てる、自分は賢くあるのだという気持ちの向上と維持をしたいので。

 

糸のように繊細で綺麗な彼女の髪を撫でたら思った数倍さらさらとしていてびっくりする。


その魔法みたいな彼女の笑顔にずっと騙されていたいんだ、ねえ叶わないことなのそれって


コンビニエンスストアで肉まんと酸化防止剤無添加ワインを買って喫煙所で飲み食いする通常の毎日が、文句のつけようもない世界だとしたらわたしは一番になれる、いやなるよ


胃で消化されるのを待っている間にも咳止めが身体中を巡ってその効果を発揮する、誰も悪くない


65cmの傘を差して独り歩く、友達と映画館に足を運ぶのとは真逆に向かう 精神科へと。

 

自分の体を切りつける行為をなんて呼ぼうかはてわたしの中では他への傷害罪とでも。

 

惚れた男と同じ銘柄を吸ってるということは同じだけ国にたばこ税を納めているということ、共通点みっけ。

やっぱり懐かしい、あの看護師や胸がきゅっとなる歌舞伎町の男のこと。